川の水が飲める!携帯浄水器ソーヤーミニをレビュー【SAWYER SP128】

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登山時に携帯する水、重くないですか?

私はあまり体力がある方ではないので、登山のたびに水の運搬には困っていました。

どうしたらいいのかを調べていて、候補に上がったのが携帯浄水器です。

軽量でコンパクトでありながら、沢の水があればそれを濾過して水分を補給できる。

私のような荷物を軽くしてアウトドアを楽しみたい人間にとってぴったりのアイテムだったのです。

購入した商品は、SAWYER MINI SP128 / ソーヤー ミニ SP128というアイテムです。

実際に使ってみてとても良かった商品だったので、紹介します。

携帯浄水器って必要?

携帯浄水器は川や湖などの水から不純物を取り除き、飲める状態に浄水する道具です。

携帯浄水器があると精神的に安心できます。

登山の荷物が重くなるのが嫌で、水を最低限しか持ち込まなかったところ、途中で水が足りなくなりました。

しかし、「水が汚染されているので、飲み水には適しません」という看板があり、山の水はそのまま飲めるものではないということを学びました。

水がないと不安になり、アウトドアを楽しむことができなくなります。

キャンプでも毎回2リットルの水をスーパーで買い、キャンプ場へ持って行っていました。

この水を毎回運ぶのは大変で、なんとかならないかといつも思っていました。

そこでネットで持ち運びしやすい浄水器を調べたところ、ソーヤー ミニを見つけました。

ソーヤーミニは携帯できる浄水器の中ではトップクラスに小さく、値段もお手頃です。

登山中の水場で飲み水を補給することができるようになり、水切れの不安がなくなりました。

また、キャンプ中でも水道水を飲み水にできるため、重いペットボトルの水を買う必要がなくなりました。

煮沸して飲み水にする方法もありますが、煮沸には20分程度は時間がかかりますし、携帯浄水器はバーナーとガス缶を持ち運ぶ手間もかかりません。

ソーヤーは持ち運びに適しているため、災害時の避難物資にもおすすめです。

ソーヤーミニSP128の仕様

・仕様
付属パウチ:0.5L
重さ:約19g
大きさ:約22.5x12.5cm
水生微生物・病原体:バクテリア(コレラ菌、ボツリヌス菌、チフス菌、アメーバ赤痢菌、大腸菌、大腸菌群、レンサ球菌、サルモネラ菌)、微生物(ジアルジア、クリプトスポリジウム、サイクロスポラ)
除菌:99.99999% (7 log) [米国環境保護局の基準値:99.9999% (6 log)]

ソーヤーは、高機能な浄水フィルターやコンパクトなポータブル浄水器などを製造するアメリカのブランドです。厳格な製品テストにより、安心・安全な水を確保することが可能。その性能の高さは、国連などの公的機関で高く評価され、世界80カ国以上もの国と地域で使用されています。ウルトラライトなトレッキングやキャンプ、災害時にも役立つ浄水器です。

amazon製品ページより引用

ソーヤーミニの使用方法

使用方法は、まずろ過したい水をパウチに汲みます。

パウチにフィルターをセットし、入った水を手で握って押し出します。

そのまま飲んでも構いませんし、ペットボトルに給水することもできます。

フィルターを通しているため若干の抵抗感はありますが、水が出にくいということはありません。

力強く握り込まなくても水は出ます。

わたし自身はお腹がゆるくなりやすい体質ですが、実際に複数回沢の水をろ過して飲んでたところ、特にお腹を下すことはありませんでした。

使用して3ヶ月以上経ちますが、特に体調が悪くなったりもしていません。

ソーヤーミニを使ってみてわかった特徴

重量が軽くかさばらない

ソーヤーミニはとにかく軽いです。

重さが20gのため、リュックに背負うとほとんど重さを感じることはありません。

パウチも丸く折りたためるため、ほとんどかさばりません。

私は上記のフィルターとパウチをジップロックにまとめ、リュックに入れています。

ペットボトル1本を持ち運ぶと500gですが、ソーヤーミニならば20gで済むため、荷物を軽くしたい登山家やトレイルランナーに最適です。

フィルターは一生使える

ソーヤーミニのフィルターは無数にあいた0.1ミクロンの穴があり、これによって水をろ過する仕組みです。

有害なウイルスやバクテリアは0.1ミクロンより小さいので、フィルターを通過することがありません。

バクテリアや微生物など有害な病原菌をほぼ100%除去することができます。

※濾過をした水は水道水レベルの安全性にはならないので、過度な期待は禁物です。

ほぼなので、汚染の強いところの水はさらに煮沸するなどして対応したほうが無難でしょう。

フィルターは使い続けると濾過したものが詰まって、水の出が悪くなってきます。

こんな時はフィルターを掃除することで、また元どおり使うことができます。(方法は後述)

浄水能力は10万ガロンであり、一人が利用する水の量から考えると、一生使える性能があります。

濾過しても水の味は変わらない

デメリットになるかどうか分かりませんが、ろ過しても水の味はあまり変わりません。

なので元の水の味がイマイチだと、ろ過した水も味はイマイチです。

山の中で水源があっても、飲めるようにはなるけど場所によっては美味しくありません。

また、あまりに汚い水をろ過すると、フィルターに汚れが詰まりやすくなります。

その場合は、先に手ぬぐいなどで泥水などをある程度ろ過してから、浄水器を使うと良いでしょう。

所持していることで精神的安心感がある

先にも書きましたが、浄水器は所持しているだけで精神的安定感をもたらしてくれます。

いざという時に水源があれば給水できるという安心感は、何者にも代え難いです。

行動中も細かく水を気にしながら飲む必要もないため、より登山が楽しくなります。

また、山頂付近の水場で少しだけ給水するなど、荷物の重量に応じた細かい調整も可能です。

キャンプシーンでも水道水を浄水して飲むなど、水の購入の手間が減ります。

ソーヤーミニのフィルターのメンテナンス方法

濾過時に水の出方が悪くなってきたらフィルターの掃除の時期です。

メンテナンスは簡単です。

浄化して作った水を、付属の注射器で排水側に刺して、水を逆流させます。

かならず浄水器でろ過した水で手入れするのがポイント。水道水ではダメです。

実際にやってみましたが、特に迷うことなくできました。

たくさん使わない限りそこまでつまりはしないので、使用の度に清掃する必要もありません。

フィルターは100年ほど利用できるため、一生使えるという恐るべき代物でもあります。

ソーヤーミニのまとめ

以上、携帯浄水器のSAWYER MINI SP128 / ソーヤー ミニ SP128の紹介でした。

キャンプや登山・災害時など、幅広い場面で活躍してくれますし、耐久年数も申し分なし。

最近購入したアウトドアグッズの中では、群を抜いておすすめです。

やはり人にとって水というのは大切なもの。

その水をどこからでも確保できると考えると、精神的な安心感は想像以上にあります。

水の持ち運びにお困りの方は、ぜひ試してみてください。

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