【奈良】金色に輝くすすきの風景!秋の曽爾高原を徹底解説!【絶景】

登山・ハイキング
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金色に輝くすすきが美しい風景が広がる奈良県の曽爾高原は、まさに秋の絶景ポイント。

秋になると、広大な高原が一面に広がる中、風になびくすすきが太陽の光を受けてまるで黄金色に輝いているかのように見えます。

この幻想的な風景はまさに絶景中の絶景で、訪れる人々を圧倒します。

また、曽爾高原周辺には地元の美味しい食材を提供する店や観光スポットが点在しています。

地元の食材を活かしたレストランやカフェでの食事は、高原散策の締めくくりにぴったりです。

さらに、泉質の良い温泉もあり、疲れた体を癒すことができます。

この記事では、カップルからファミリー、友人と訪れるスポットとして魅力的な曽爾高原を徹底解説し、秋の訪れとともに訪れたい理由をお伝えします。

※写真は2023年11月16日訪問時のものになります。

曽爾高原とは

曽爾高原は、日本300名山の一つである倶留尊山(標高1038m)から亀の背に似た亀山(標高849m)を結ぶ西麓に広がる美しいエリアです。

この高原は、ススキで一面に覆われた草原で知られ、毎年3月中頃には山焼きが行われ、春から夏にかけては爽快な緑の絨毯が広がります。

秋になると、一斉に穂を出したススキが高原全体を覆い尽くす様子は見応えがあります。

昼間は太陽の光を受けて銀色の波になり、夕暮れ時には金色の波に変わり、力強くかつ優雅な表情を見せてくれます。

また、曽爾高原の中腹には「お亀伝説」が残るお亀池もあり、湿原に生息する希少な植物が楽しめます。

曽爾高原の中は散策コースが設けられており、1時間程度で一周することができます。

道は整備されており歩きやすく、靴もスニーカーなど、歩きやすいものであれば大丈夫です。

曽爾高原へのアクセス

曽爾高原へのアクセス方法は、

①JR名張駅からバスを利用する
②車で高原の駐車場を利用する

のどちらかの方法になります。

①JR名張駅からバスを利用する

JR名張駅から曽爾高原バス停までの直通バスは、ススキの時期である10月1日~11月30日の間のみ運転しています。

三重交通バス
運賃:950円(曽爾高原バス停まで)
発車時刻:9時35分、10時35分
10月1日~11月30日の間のみ運転(10時台のバスは土日祝のみ)

こちらが曽爾高原バス停。

帰りのバスは15時27分です。

ここに乗り遅れた場合、太良路(たろうじ)バス停まで歩いてからバスに乗るという選択肢があります。

バス停の目の前には公衆トイレがあります。

トイレ脇の坂道を上がっていきます。

勾配はそこそこあるため無理せず行きましょう。

曽爾高原の看板に従って階段を登ります。

車道をまっすぐ進みます。

右手に駐車場があります。

ここでマイカーで来る方と合流します。

そのまま、まっすぐ歩くと、左手に曽爾高原の入り口が見えます。

②車で高原の駐車場を利用する

車で来る方は曽爾高原有料Pに駐車します。

曽爾高原の入り口のすぐ前に到着します。

駐車料金
普通車 800円
バイク 200円

駐車場にも公衆トイレがあります。

曽爾高原全体マップ

googlemapより引用

曽爾高原の全体マップです。

曽爾高原少年の家キャンプ場のあたりが曽爾高原バス停。

赤のピンが立っている場所が、駐車場になります。

曽爾高原はゆっくり回っても1時間程度で満喫することができます。

物足りない方は、亀山峠から稜線を歩いてくるルートや、少し足を伸ばして倶留尊(くろそ)山まで登るルートもあります。

ススキが美しい曽爾高原を歩いてみる

前置きが長くなりましたが、ここから曽爾高原に入っていきます。

入り口には草餅が売られており、多くの方が並んでいました。

細い登り坂を登っていきます。

視界がひらけ、お亀池が見えてきました。

この辺りは広場になっており、いくつかの分岐路があります。

お亀池の右側のルートを歩いてみます。

右手には亀山を見上げます。

山肌の金色が見事です。

ススキもとても美しく、幻想的な風景です。

お亀池の水量は少なく、池の中はよく見えませんでした。

お亀池の逆側まで歩いてきました。

三方向に道が分かれますが、池の周りを歩いてそのまま戻ってみます。

お亀池とススキは絵になります。

この辺りも広場になっており、休憩用のベンチがいくつか設置されています。

池の逆側を歩いて戻ります。

ススキは10−11月が見頃ですが、この間にも銀や金に色を微妙に変えるようです。

今回訪れたのは11月中旬頃。

池の南西側の広場に戻ってきました。

お亀池は1週さっと歩いて15分程度です。

今度は広場から北側の道に進んでみます。

こちらの道はよりススキが近くに見ることができます。

日が落ちてくると、すすきと太陽が良い位置関係で並んでくれます。

小高い場所からお亀池を望みます。金色が見事ですね。

二股路に来たら、右に曲がります。

ちなみに左に行くと、国立曽爾青少年自然の家にたどり着きます。

お亀池の反対側につきました。

左に曲がり、亀山峠まで軽登山をしてみます。

途中岩で荒れた場所がありますが、短いのであまり深刻な問題ではありません。

木でできた階段が整備されており、登りやすいでしょう。

道中からのお亀池の景色です。

階段の数はなかなか多く、傾斜もきつめですので、ゆっくり登っていきましょう。

亀山峠に到着しました。

特に亀山峠という表記はないですが、看板と石の建造物が目印です。

亀山峠から曽爾高原全体を見渡します。視界を遮るものがなく、非常に良い眺めです。

しんどいですが登る価値はありますよ。所要時間は15分程度です。

曽爾高原ファームガーデン(お土産など)

高原から下った先に、曽爾高原ファームガーデンという施設群があります。

探索を終えたら、こちらで買い物や食事、温泉を楽しむことができます。

すすきの館

地元商品を販売しているマーケット。

レストランがあり、食事が楽しめます。

お米の館

お米の販売をしています。

曽爾高原温泉お亀の湯

温泉は泉質がよく、露天風呂があります。

歩いて汗をかいたら、こちらで癒されるのがおすすめ。

麦の館

小さな地ビール工場があります。

まとめ

秋の曽爾高原は、金色に輝くすすきの絶景、美味しい食事、温泉など、多彩な要素が詰まった究極の秋の観光地と言えます。

カップルやファミリーで散策できるアウトドアスポットとしてオススメです。

どの季節も良いですが、ぜひ秋に訪れて、心に残る素敵な思い出を作ってください。

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