奈良には、「山の辺の道」(山辺の道)と呼ばれる古代の道と、三輪山という神聖な山があります。
「山の辺の道」とは、『古事記』や『日本書紀』にも登場し、古代から利用されてきた古道です。
桜井と奈良を結ぶ盆地東辺の道として古代から使われ、大和王権によってその重要性が高まり、「山の辺の道」と呼ばれるようになりました。
そして、三輪山は奈良盆地を見下ろす円錐形の美しい山で、大物主大神の神聖な山として崇拝されています。
今回は、山の辺の道と三輪山のハイキング(ウォーキング)コースを紹介します。古代の足跡と神聖なエネルギーを感じてみてください。
※今回は、山辺の道南コースと言われる、桜井駅〜天理駅までのルートを紹介します。
山の辺の道ウォーキングコースのマップ
桜井駅から狭井神社等を通り、天理駅までを歩くルートです。
山辺の道のウォーキングルートの所要時間は約5時間、全長約20kmです。
三輪山登頂を含めたハイキングルートにすると、+1時間で所要時間は約6時間です。
道は整備されていて歩きやすく、傾斜もあまりないためスニーカーで快適に歩くことができます。
道中にトイレもあり、電波も通じるので気軽に歩くことができるコースです。
また、随所に案内板が設置されていますが、所々ルートがわかりにくい部分はあります。
無人販売所が多く設置されており、地元の野菜や果物を購入することもできますよ。
山の辺の道ウォーキングコース紹介
山の辺の道ウォーキングコースまとめ
山の辺の道は、古代の足跡を辿り、歴史的な地点や史跡を巡りながら、古代の文化と歴史に触れることができます。
また、このウォーキングコースは自然に囲まれており、日本古来を思い起こさせる四季折々の美しい風景を楽しむことができます。
傾斜が少ないコースではありますが、歩きやすい靴と季節に合った服装を心掛けましょう。また、水分補給や軽食の持参を忘れずにしましょう。
山辺の道を歩くことで、奈良の歴史と自然を同時に楽しめる魅力的な体験をすることができます。
奈良の魅惑的な古代道で、探検家の気分を味わってみませんか。
天気
地図
〒633-0073 奈良県桜井市茅原
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