友人や家族でキャンプにきたけど、空いた時間に何しよう。
そんな時におすすめなのが、持ち運べるボードゲーム(カードゲーム)です。
キャンプ場は電波が届かないところが多いですが、アナログゲームなら問題なし。
雨の日で焚き火ができない時にも、ゲームがあれば室内、テント内で盛り上がります。
実は、ボードゲームとキャンプの相性は抜群なのです。
今回はキャンプ時に持ち運びに便利な、小型のカードゲームについて、人気のおすすめを5つ紹介します。
子供向けかどうかも記載しているので、お子様と遊ぶゲームを探している親御さんも参考にしてみてください。
キャンプでおすすめのボードゲーム5選
1.犯人は踊る

犯人は踊る
人数:3〜8人用
所要時間:10〜20分
対象年齢:8才〜

面白さ
子供向け
戦略性
携帯性

やっていることはババ抜きのようなものですが、場合によってババを持っていたいのかそうでないのか変わるところが面白いです。
逃げ切れると思ったら犯人を持っておきたいですし、そうでないなら犯人を押し付けたいところです。
そのどちらにおいても、手札交換系のカードがうまいことかき乱してくれ、自然と感想戦が盛り上がります。
同種のカードで絵柄が異なる点も、作り手のささやかなこだわりを感じることができ嬉しい部分でした。1プレイが短い割にセットアップが面倒なので、カードを捨てる際はセットアップに必ず入るカードは分けておくなどした方が良いです。
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その点を加味しても、一つ持っておいて絶対に損は無いゲームだと言い切れます。

ルールがとても簡単で、初めての人でも安心です。カードデザインもかわいい。
1プレイも短く、すぐに次やろうとなるのもいいところ。
犯人の手札がどんどん移動するので、初めに犯人でも、最後には違うということも多く、最後まで気が抜けません。
小さな子供でもわかりやすいので、親子で楽しむゲームにもおすすめ。
カードの混ぜ方で色々なタイプを楽しめるので、バランスを崩すカードは外すなどしてもよいです(犬カードとか)
犯人は踊る
— たにちゃん@ボドゲ初心者の開拓記 (@tani_boardg2102) March 28, 2022
ボドゲを知らない人でも理解はしやすいゲーム
トランプのババ抜きに近いかもしれない🃏
このゲームの面白さは『第一発見者』というカードで事件名を考えるところだ😌 pic.twitter.com/WPJ6cIdXGv
2.ラブレター

ラブレター
人数:2〜4人用
所要時間:5〜10分
対象年齢:10才〜

面白さ
子供向け
戦略性
携帯性

買って3年経つ。
その間に、様々なボードゲーム・カードゲームを買ってプレイしてきたが、個人的にはこれが一番好き。
面白いとかではない(いや、面白いんですけどね)。単純な面白さで言うならばこれより上のゲームは幾らでもある。例えばプエルトリコとかパンデミックとかカタンとかカルカソンヌとか。
ともかく好きなのである。
スピーディな展開、推理性、杉浦のぼる画伯の絵、安価、等々好きな理由を問われるとキリが無いくらいに好き。特に好きなのは2人プレイ。場のカードから推測し兵士で刺す。あるいは騎士で決闘する。魔術師で強制的に姫を手放させる。逆に姫を守り抜く。時間にして1プレイわずか10秒の攻防。そこには凝縮されたミニマリズムがある。紛れが多くなる3~4人プレイでは味わうことのできない鋭い切れ味がある。
無論、いきなりバーストしたり一撃で終了したり、何が楽しいの?と言う方がいることを否定はしない。自分はそこも含めて好きなのだが、ゲームバランスが悪いと捉えられても仕方なかろう。
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万人に勧められるゲームでは無い。可能であるならば、試遊させてもらって自分に合っているかどうかを確認し、それから購入するのが望ましい(どんなゲームでもそうなのだが)。その際は、是非2人プレイでの試遊も行っていただければと思う。

相手が持っているカードを予測して、勝利条件を目指します。
手札はたった2枚で、考えることはあまり多くありません。
手札次第ではどうにもならないことも多いですが、1ゲームが短いので気になりません。
運の要素が大きいため、真剣なゲームを求めている人には向きませんが、みんなでわいわい楽しむにはうってつけです。
これもデザインがかわいく、ルールが簡単なため、子供でも楽しめます。
レビューにもある通り、意外に2人でやっても盛り上がります。
息子リクエストの三つ目はラブレター。これもいつものやつ。何回やっても飽きずに盛り上がれるシンプルを極めた逸品。息子のツボは大臣で、「ワシじゃよ」と一手目から脱落すると大笑いして喜んでくれる。負けっぷりをお互い楽しめるのがこのボードゲームのいいところ。 pic.twitter.com/Th9Xa5GOa0
— koki (@srstr84) February 20, 2022
こちらのタイプはデザインもよく、携帯性も増しているためおすすめです。
3.コヨーテ

コヨーテ
人数:2〜10人用
所要時間:15〜30分
対象年齢:10才〜

面白さ
子供向け
戦略性
携帯性

ルールは至って簡単ですが、何度かプレイして
・10,15,20,-5,-10,MAX->0 と言った「特異」カードを持ったプレーヤーを嵌める
・1,2,3の様な普通のカードを持ったプレーヤーに「お前は特異カードを持っているぞ」と思わせる為のゲームだと理解してからが、このゲームの本当のスタートです。それを理解すると、例え先に脱落しても、生き残ったプレーヤーたちが誰を嵌めようとしてるのかわかり、最後まで楽しめます。
また、自分が特異カードを引いてしまった場合でも「他人が宣言した数」「宣言までに要した時間」「数の上がり方」から、当てずっぽうではなく論理的に予測出来る場合があり、自分が嵌められるのを回避する事も出来ます。
そうやって楽しむには4-6人で開始するのがベストです。
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インディアンポーカーに近いゲームです。
自分の手札をおでこにかかげて、相手の表情からカードを予測します。
心理戦が楽しく、自分の手札がわからない中でのチキンレースは白熱しますよ。
小さい数字なのに強気で攻めてくる相手には笑いが止まりませんし、終了後にお互いツッコミながら検討するのも楽しい。
これもルールが簡単なため、こども向けでもありますが、大人同士でも楽しめます。
多人数向けのゲームなので、人が多いほどおすすめのゲームです。
1日1つのボードゲーム紹介!
— 岡山大学TGC(テーブルゲームサークル) (@2021Tgc) March 29, 2022
本日は【コヨーテ】!
使うカードは1人1枚のみ。自分のカードは見れませんが、相手のカードを見て足し算をしていき1人ずつ数字を宣言していきます。ここら辺かな?と思ったタイミングで「コヨーテ!」と宣言。それが答え合わせの合図です。
#TGCの推しボドゲ pic.twitter.com/N6JbqAhq2H
4.ワンナイト人狼

ワンナイト人狼
人数:3〜7人用
所要時間:10分
対象年齢:10才〜

面白さ
子供向け
戦略性
携帯性

通常の人狼と違い、少人数かつ一夜で勝負が付きます。
役職も占い師、人狼、怪盗、村人だけとなり、各々の行動もシンプルで覚えることが多くありません。
怪盗が役職の入れ替えが出来るため、
知らぬ間に役職が変わってしまうところがやってて面白く気に入ったポイントです。何回か遊んでみて、一夜で決着がつくと言うよりは、
一夜分で決着を付ける形にしたといった印象を覚えました。
人数が減っていくことで推理が深まり面白さが生まれる部分が削られていたり、
逆に追放された後傍観者になる空いた時間が生まれないことなど一長一短なゲームに仕上がっています。
(追放された後ゲームを見るのも楽しいですが)簡易ルールであるため普通の人狼やっている人には物足りないこともあるかと思いますが、
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人狼系を初めて遊ぶ人にとっては、
ルールや役割、動き方が学びやすく、この手のゲームの入門にはおすすめできます。

人狼ゲームを少人数、短時間でできるように改良したゲームです。
サクサク進むため、何度もやりたくなるゲームです。
少し慣れるまではルールが難しく、一人慣れた人がいると安心です。
プレイ動画などを一度見てみるとよいでしょう。
複雑さから他に紹介したゲームほど子供向けではありませんが、ハマります。
上級者同士でやっても面白いし、セオリーを知らない初心者が混ざるとそれはそれで場が混乱するので笑います。
嘘をつくゲームなので、嘘をつくのが苦手な人には向かないかもしれません。
拡張で吊人という役職を混ぜると、より混乱してわいわい盛り上がりますよ。
り鯖ワンナイト人狼対ありでした🐺
— りーちゃん (@ri_56n_c) March 29, 2022
めっちゃ面白かった〜!!
みんなトリッキーすぎて盤面ぐっちゃぐちゃだったwww
楽しかった!!!!!お疲れ様でした🥳 pic.twitter.com/vBQxdcsjC3
こちらのバージョンの吊り人を混ぜることで、より複雑なゲームにすることもできますよ。
5.フェレータ

フェレータ
人数:3〜5人用
所要時間:45〜60分
対象年齢:12才〜

面白さ
子供向け
戦略性
携帯性

薔薇陣営と鷲陣営に分かれて、対戦するゲームです。
通常は戦争で勝った陣営に点数が入ります。しかしです。このゲームは一枚だけ裏切り者がいます。
こいつがクセモノです。
戦争直前に、役割カードをドラフトで一枚づつ取ります。
その中に、一枚だけ裏切り者がいるのです。もし裏切り者が誰かの手に渡ると、大変なことになります。
裏切り者を持っている人の陣営は、逆転します。
裏切り者のせいで、勝てそうなはずの戦争が負になることも
多々あります。果たして誰が裏切り者なのか?
これが非常に重要なポイントです。
裏切る理由はいろいろあります。
強い陣営の尻馬に乗るため、弱い陣営に加担して点数をとるため、
少人数勝ちを狙うため、などです。他にも誰がスタートプレイヤーなのか、誰が戦争地を決めたのか、
誰がどのくらいカードを持っているのか、自分の順番など、
様々な要因が絡みます。得点ボードが付いていてお得です。
さあ誰が裏切り者なのか?
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今回紹介する中では、所要時間は長めで、ルールも難しめの本格派ゲームです。大人向け。
しかし、めちゃくちゃ難解かと言われたら、決してそんなことはないです。
戦略性が高いだけでなく、いつ誰が裏切るのか心理戦の要素もあります。
また、戦いを決める数字はランダムに配られるため、運の要素も絡み合います。
さっきまで味方だったのに敵側についたり、勝ち馬に乗ったりと勢力図が複雑に入れ替わるのが楽しいです。
1ゲーム1時間くらいはかかりますが、その分本格的なボードゲームを持ち運び簡単なカードゲームの形で楽しめる稀有な存在です。
・ウォーチェスト(拡張2つ入り)
— teapot @ on the Board (@teapotontheBoa1) March 20, 2022
・ヌースフィヨルド
・フェレータ
・ギャングスターパラダイス
を満喫。
ヌースフィヨルドは聞きしに勝る面白さ。牧歌的な雰囲気の中にも豊かな戦略があり、いい感じに競り合う。
フェレータは逐一ギリギリ計算せずにノリでプレイした方が楽しい pic.twitter.com/BdY6skyJMK
まとめ
以上が私自身も所有している、おすすめカードゲームでした。
実際にキャンプに持って行って、友人と盛り上がったものを紹介したので、説得力はあると思います。
最後のフェレータは少し難しめですが、それ以外の4つはルールが簡単でお子様も楽しめます。
今回紹介したボードゲームは全て荷物になりにくいので、遊びのバリエーションが増えて便利です。
また、テーブルがなくても、テントの中で遊べます。
外でやるボードゲームは、いつもと違った格別の時間です。
大切な思い出作りにきっと役に立ちますよ。
友達や家族とのキャンプをより楽しいものにするための参考になれば幸いです。
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