【コーヒーミル・バネットレビュー】キャンプで豆からコーヒーを淹れたら美味しいのか?実際にやってみた!

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川の水を使って、豆から挽いたコーヒーを外で飲む。

アウトドア好きなら一度はやってみたいと考えるシチュエーションですよね。

私もその1人でした。

そこで、実際にキャンプ場の水を煮沸してその場で珈琲を入れてみたので、そのために準備したもの等を紹介します。

何が必要なのか?具体的にどうしたらいいのか?について解説します。

コーヒーを淹れるために使った道具

コーヒーミル・バネット・フィルター

使用するコーヒーミル・バネットとフィルターです。

ミルはソロ用のシンプルな作りで、簡単に分解できます。

中のネジを調整することで、細挽きと粗挽きを切り替えることができます。

もう少しノーズが長いタイプのものもありますが、1−2人分のコーヒーを淹れる場合はこのサイズで十分です。

バネットは小さく収納できるタイプで、収納袋付きです。

フィルターは家に残っていた台形のタイプを持って行きましたが、新たに買う場合は円錐型がオススメです。

このコーヒーのセットはアウトドアだけでなく、買ったコーヒー豆を引いて家で飲むと言う用途にも1年以上使っています。

アウトドア用ではありますが、家でも活躍してくれています。

コーヒーミル
容器容量:約120ml
豆容量:約17g(本体に入る焙煎豆の量)
本体サイズ:約46×135mm(直径×高さ)
ハンドル:28×113×高さ35mm
重量:約219g
コーヒーバネット
サイズ
 ・使用時:約110 x 70mm
 ・収納時:約110 x 20mm
 ・収納ケース:約φ135 x 120mm
重量:本体 約46g

JETBOIL STASH

お湯はジェットボイルスタッシュを使って沸かしました。

JETBOILシリーズは特殊なリング構造をしており、高速でお湯を沸かすことができます。

時間はわずか2分30秒で0.5Lの水を沸騰させます。

軽量コンパクトであり、素早くお湯を調達したいアウトドアシーンで活躍してくれます。

チタンシングルマグ 300

珈琲を淹れるマグカップには、スノーピークのチタンのマグカップを使いました。

軽くて丈夫で高級感がある、お気に入りアイテムです。

小さめのサイズなので量は入りませんが、その分コンパクトで携帯性に優れています。

取っ手部分をカラビナで引っ掛けることも可能です。

チタンシングルマグ 300
材質:チタニウム
サイズ:φ76.2×82mm
容量:300ml
重量:50g

キャンプ場でコーヒーを淹れてみる

では、実際にやってみましょう!

場所は大阪府の光滝寺キャンプ場です。

ここはフィールド内にきれいな川が流れていて、この水は煮沸すれば飲むことができそうです。

水を沸騰させる

小さな滝の近くで水を汲みました。

水は冷たく澄んでおり、不純物もなさそうです。

美味しい水であることを期待させてくれます。

次はジェットボイルスタッシュで煮沸します。

ガス缶の元栓を開け、ガストーチで着火します。

少し待つと沸騰してくるので、沸騰したら元栓を閉めます。

さすが高速湯沸かしのJETBOILといったもので、2分ちょっとで沸騰しました。

ジェットボイルスタッシュには蓋がついているのですが、お湯を注ぎやすくするため今回は外してあります。

珈琲豆を挽く

お湯を沸かしている間に、コーヒー豆を挽きます。

コーヒー豆は、デカフェ(カフェインレス)のものを使いました。

カフェインが少ないため、よりリラックスできるかなと考えてのチョイスです。

ミルの上部に豆を入れ、蓋をしてからハンドルをとりつけます。

ハンドルは硬めで少し力が入りますが、ぐりぐり回して豆を挽きます。

手間はかかりますが、手挽きするからこその楽しさも同時に感じました。

しばらくすると粉がミルの下部に溜まっていきます。

豆を完全に挽き終えたら、フィルターを台形から円錐型にする様折ってから、バネットにセットします。

それらをマグカップの上に乗せて、挽いたコーヒーの粉を入れます。

フィルターにお湯を注ぎ、少し蒸らしてから本格的に注いでいきます。

ドリップはゆっくりなので、こぼれない様に少しずつお湯を注ぎ入れていきます。

300mlのマグカップに注ぎ終えるのに、5分程度かかったでしょうか。

ここでやっと完成です。

水を汲んでから珈琲を淹れ終えるまで、10分程度の工程でした。

豆から挽いたコーヒーは香りが良く、外にいても香しい匂いが漂ってきます。

アウトドアで淹れたコーヒーを飲んでみる

期待を胸にしながら、コーヒーを飲んでみます。

やはり、豆から挽いたコーヒーは美味しかったです。

正直に言うと、澄んだ水を煮沸させた方がいつもより美味しかったかと言うと、良くわかりませんでした。

ですが、初めてアウトドアでコーヒーを一から淹れたという達成感はひとしおです。

外でマグカップにバネットをセットする場面などは非日常感があり、とても癒されました。

「あー、何か今アウトドアしてるなぁ」と言う感覚です。

一通りやってみて、満足できる体験をすることができました。

やってみてよかった!

後片付け

後片付けは簡単です。

ジェットボイルスタッシュは水分を乾燥させれば、片付けOKです。

フィルターに残ったコーヒーの粉は、水気をきってからフィルターごと捨てます。

この時、逆さまにして粉を撒き散らさないように注意しましょう。

マグカップは、スポンジと洗剤持ってくればその場で洗っても良いですし、マジックウォーター(汚れを落とす水)を使うという手もあります。

もしくは、キャンプ場で軽く水洗いをしてキッチンペーパーなどで水を拭いてから、家で改めて洗います。

コーヒーミルは、分解して簡単に洗うことができます。

しかし、コーヒーミルの場合は蓋を開けなければ粉が溢れる心配もありません。

ですので蓋を閉めたままにしておき、家に帰ってから分解して洗うと乾かさなくて良いので、早く片付きます。

私はいつもその状態で持ち帰り、家に帰ってから軽く水洗いして食洗機に入れています。

食洗機で1年以上洗っていますが、壊れたりはしていないので安心です。

まとめ

鳥の声、風が顔を揺らす音、水の流れる音。

普段聞けない自然の音色を聞きながら、ゆっくりとした時間を過ごす。

まさにキャンプの醍醐味と言える楽しみを、コーヒーを淹れるという体験が改めて教えてくれました。

この記事を見て気になっている方は、ぜひアウトドアでコーヒーを淹れて楽しんでみてください。

きっと楽しい非日常の体験が、あなたを癒してくれるでしょう。

今回使った道具一覧

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