フライパンとしても使えるホットサンドメーカーをレビュー【テンマクデザイン マルチホットサンドイッチメーカー2】

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キャンプの朝ごはんといえば、ホットサンドというイメージはありませんか?

かくいう私もそんな印象から、ホットサンドメーカーを買った1人です。

ホットサンドメーカーは種類が豊富で悩んだのですが、tent-Mark DESIGNSのマルチホットサンドメーカーⅡを使っています。

フライパンとしてもマルチに使えるこの製品について、3年間使ってみたのでレビューしていきます。

ホットサンドメーカーの魅力

そもそもホットサンドメーカーって、家では使わないですよね。

トーストを食べるのにもトースターで焼けばいい。

でも、キャンプの朝ごはんというと、ホットサンドが思い浮かぶ人は多いと思います。

普段家で使わないからこそ、キャンプで使うホットサンドメーカーは魅力があります。

キャンプは普段使わない道具を使うことで、非日常を楽しむものだと私は思います。

その観点からか、ホットサンドメーカーはキャンプ道具として定番化しています。

また、ホットサンドはサンドイッチと同じようにたくさんのアレンジが可能です。

中に挟むものを変えるだけで、おかずからスイーツまで幅広く作ることができます。

キャンプ場で朝起きて、ホットサンドを片手にコーヒーを飲む幸せ。

想像するだけで、キャンプの朝が待ち遠しくなりませんか?

仕様

商品名:テンマクデザイン マルチ ホット サンド メーカー Ⅱ
・総重量:約795g(収納袋含まず)蓋 248g 焼面浅 258g 焼面深 289g
・サイズ:全長/350mm、焼面/118×133mm、深さ 18/28mm(内寸)
・材質:アルミニウム合金(フッ素樹脂加工)、ハンドル:ステンレス、天然木 ・収納ケース付き

TULSA TIMEとテンマクデザインがコラボレーションした、18㎜と28㎜、2種類の深さを選べる新発想のホットサンドクッカー 。
ハンドル材を天然木にしてリニューアルしました。
※IH調理器ではご利用頂けません。

amazon商品ページより引用

使ってみてわかった特徴

2種類の深さが異なるクッカーが標準装備

下部分のクッカーは18mmと28mm、2種類の深さのあるものが付属しています。

普通のホットサンドメーカーは上フタと下のクッカーのみなので、珍しい構成です。

これによって、バンズや挟むものの大きさに応じて使い分けることができます。

通常のホットサンドメーカーと違い、3種類持っていくことになるので重さは感じます。

持ち物を限りなく減らしたい場合は、使う方の深さのクッカーだけを持っていくという方法も取れます。

目を引く「ほ」の字

天幕デザインのホットサンドメーカーは、特徴的な焼き型である、の字が表面につきます。

各メーカーがこだわっている焼き印なので、好みはそれぞれですが、このゆるさは良いですね。

私は何度使っても、この「ほ」に癒されています。

長く使うものだからこそ、飽きのこない焼印を選ぶのがよいですね。

持ち手のハンドルが長めで持ちやすい

ハンドルの長さは約23cmあり、取り回しやすいです。

また、グリップは手にフィットする構造で力が入りやすく、しっかり抑えられます。

また、フタとクッカーを引っ掛ける取っ手がついているので、自動的にパンなどを挟み込めます。

ハンドル下部の穴にはカラビナをかけることもでき、吊るすこともできます。

洗った後乾かす時に便利です。

テフロン加工されているため汚れにくい

クッカーにはテフロン加工(フッ素樹脂加工)がなされています。

これにより、焦げ付きにくく洗い物がしやすいというメリットがあります。

調理器具はキャンプ場で洗うのは何かと面倒なので、汚れがつきにくいのはとても助かります。

軽く洗って、クッキングペーパーで拭き取るだけでもかなり綺麗になります。

アウトドア用によく考えられた作りは、さすがテンマクデザインといったところですね。

3年使っていますが、テフロン加工が剥がれてきたりはしていません。

フライパンとしても使える

このサンドイッチメーカーの一番の魅力ですが、フライパンとしても使うことができます。

ホットサンドしか作れないとなると用途が限られますが、炒め物にも使えることで料理の幅が広がります。

素材はアルミニウムなので熱伝導もよく、火の通りのムラもありません。

上の写真はスーパーの炒め物セットを料理して見ましたが、美味しく作ることができ満足でした。

テフロン加工により、油もこびりつきにくいです。

サイズはフライパンとしては小ぶりなので、使うならソロ向けです。

高級感がある

他のホットサンドメーカーと比べて、細部にこだわりがあり高級感があります。

ハンドルは天然木を使っていて、温もりを感じます。

また、クッカー部分も黒い色使いが高見えさせてくれます。

他社のホットサンドメーカーは見た感じ安っぽいものも多くありますが、この無骨さも感じられるフォルムは所有欲を満たしてくれますよ。

キャンプ道具は自分の趣味の世界なので、長く使う楽しさが続くものを選びたいですね。

収納袋がある

洗いざらし感のある、硬めのコットン素材のケースが付属しています。

難燃性で燃えてしまいにくいのも特徴です。

熱を通さないので、熱いまましまっても火傷しにくいようになっています。

非常に丈夫に作られていて耐久力もあり、3年以上使っていますが破れた箇所はありません。

内側は収納をしやすいよう、仕切りが設けられているのも嬉しいです。

横(パンの耳)が接着されない

ホットサンドメーカーは、トーストを少しはみ出した外側を圧着させるような形になっているものが多いです。

いわゆるランチパックみたいな形ですね。

しかしこのテンマクデザインのホットサンドイッチメーカーに関してはトーストがすっぽり入るサイズになっています。

なので、パンの耳を挟むようにならず、耳を圧着しないホットサンドになります。

これが良いのか悪いのかは。その人によって変わると思います。

ホットサンドと言えば、耳が閉じられているものだ!と思う人についてはこのホットサンドメーカーは向いていません。

また、こちらの方が食べるときに中身が飛び出してしまう危険性はあります。

しかし、料理のアレンジはしやすくなるので悪くは無いかなと思います。

例えばレタスはみ出させることで、より見栄えのよいサンドイッチができます。

料理の見た目にこだわる方には、テンマクデザインのホットサンドメーカーはおすすめです。

ランチパックみたいなホットサンドを作ってみる

せっかくなので、ブルーベリージャムとバターを使った、スイーツ系のホットサンドを作って見ます。

食パンは市販品の中では質の高い素材を使っている、超熟を使います。

パンの耳をナイフで切り落とします。

小型ナイフはオピネルを使っていますが、サクッと切れて使いやすいですね。

パンにブルーベリージャムとバターを塗ります。

個人的にできるだけ添加物がないものが好きなので、ジャムは砂糖の入っていないもの、バターはグラスフェッドのものを使用しています。

パンを挟んでクッカーに入れ、コンロにセットします。

今回は浅い方のクッカーを使いました。

蓋をして両面焼きます。

たまに開けて中の様子を見て、ほどよく焼き色がついたら逆側を熱します。

ほどほどで取り出して完成です!

ちょっと焼き時間が長くて黒くなりましたが、見た目ほど焦げ臭くはありません。

周りの部分が圧着されないため、食べるときはあまり傾けすぎないようにします。

普段はこのまま食べるのですが、せっかくなので切って見ました。

ついでにコーヒーも入れてみます。

断面はこんな感じです。

バターも綺麗に溶けて、パンに染み込んでいます。

外はカリッとしていて、中はふわりとした食感。

コーヒーの苦味と合わせて、文句なしに美味しいスイーツサンドができて満足です。

使ったもの

超熟は添加物の少ない、小麦本来の味が楽しめます。

牧草だけを食べて育った牛の乳から作ったグラスフェッドバター。そのまま食べても美味しいのです。

アヲハタのブルベリージャムは、果物の自然な甘さが感じられるお気に入り商品です。

オピネルのステンレスナイフは、錆びにくく取り回しやすい理想の小型ナイフです。

高級感のある、スノーピークのチタンマグ。

コーヒーは、下の記事と同じように淹れました。

まとめ

テンマクデザインのホットサンドイッチメーカー、いかがでしたでしょうか?

この記事で何度も書いていますが、1番のポイントはフライパンとしても使えると言う点です。

フライパンとして使えることで、焼肉や野菜炒めなども作れるようになり、蒸し焼きもすることができます。

この多機能さは、よくあるホットサンドメーカーにはできないことです。

機能性が大幅に上がることで、この商品があれば大抵の料理は大丈夫という便利さがあります。

一石二鳥であり、そういう意味でコスパが良い商品とも言えそうです。

ホットサンドメーカー選びに悩んでいる方は、ぜひこのテンマクデザインの商品を選択肢に入れて見てください。

買って後悔はしませんよ。

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