美しい湖面に嘆息する、知る人ぞ知る野営地。
京都市の宿泊可能な野営地です。
沢の池（沢ノ池）は、山道の細い道を長く進んだ先にある秘境です。
江戸時代にできた人工池ですが、水の透明度が高く、景色を反射した湖面は幻想的な美しさです。
手付かずの自然が残る貴重な場所で、鹿や熊などの野生動物の目撃例もあります。
道中は非常に狭く、対向車が来るとすれ違いに苦労します。
また、路面も荒れているため、訪れるには覚悟が必要です。
さらには街灯もなく、夜間に走行するのは大変危険です。
キャンプ場ではないため、トイレや洗い場などの設備は一切ありません。
焚き火跡がありますが、焚火は禁止です。ゴミも必ず持ち帰りましょう。
市街地から沢の池への車のルート
駐車場から沢の池に徒歩で向かう
駐車場から沢の池に向かうため、池の北部から東側の道を南下していきます。
駐車場の先は鎖があり、車両通行は不可になっています。
こちらの看板から分かるように、徒歩で鎖を超えて先に進むことは可能です。
池を右手に、道を進んでいきます。
こちらを右手に行けば沢の池に到着です。
徒歩５分程度の距離です。
あえて右に曲がらずに直進する道を進んでみます。
すると案内板があり、京都一周トレイルのハイキングコースに繋がっていることがわかります。
こちらが案内板に乗っていた道です。
ここから先は沢の池から離れてしまうため、道を引き返します。
沢の池の様子
沢の池の東側に到着しました。
目の前に美しい水面が映ります。
池にほど近い陸地に、キャンプされている方と登山の休憩をされている方がいらっしゃいました。
パノラマで撮影するとこんな感じです。
南に進むと、対岸にベンチがあることがわかります。
干潮時にはそのまま進めそうですが、今は水があり進めません。
左手から回り込むこともできますが、道は狭いため少し苦労します。
湖面は透き通っています。
わかりにくいですが、魚もたくさん泳いでいます。
対岸までの折り返し地点に来ました。
道が狭くて移動が大変です。
南側に回り込みました。
元いた北側の陸地が見えます。
さらに南に進むと、ほどなく行き止まりになりました。
澤の池の西側です。
あちらは私有地のため出入りはできません。
設営可能な場所（サイト）
沢の池の設営可能場所は、池の東側の湖岸と、北側の駐車場脇のスペースです。
沢の池東側北部
若干傾斜のある草と土のサイトです。
沢の池東側中部
沢の池が目の前あり、比較的陸地が広い部分です。
こちらも緩やかに傾斜しています。
ところどころに木があるため、大きいテントの設営は難しいかもしれません。
ソロだと設営できそうな景観の良い場所です。
沢の池東側南部
ベンチが置いてある陸地です。
ここは土の部分が多く、比較的水平です。
そこからさらに南部は陸地がかなり狭いため、テントを張るのは難しそうです。
沢の池北側
駐車場から沢の池を望める箇所です。
車を横につけてオートキャンプのようにくつろぐ方もいらっしゃいました。
直火跡がありますが、焚き火は禁止です。
駐車場北東側
駐車場周りにも敷地があり、沢の池からは少し離れてしまいますが設営場所はあります。
この奥の方などは木々が雨風をしっかり防いでくれそうです。
施設
トイレ・炊事棟（洗い場）・東屋・ゴミ捨て場はありません。
周辺施設
いかりライクス常盤店（スーパーマーケット）
いかり系列の高級スーパー。沢の池からは最寄ですが距離はあります。
価格は高めですが、他のスーパーとは違う商品が販売されています。
営業時間 10時00分～21時00分
太秦温泉（温泉）
東映太秦映画村近くの商店街にある銭湯です。沢の池からは最寄ですが距離はあります。
モダンな入口に和風の建物が調和しており、リニューアルされて内装も綺麗です。
温泉は深風呂、浅風呂、ジェットバス、気泡風呂、サウナなどあり。
営業時間 15時00分～23時00分 定休日：水曜
入浴料 大人430円
看板
まとめ
| 所在地 | 〒616-0000 京都府京都市右京区 |
| 電波 | 圏外〜１本 |
| トイレ | なし |
| 虫の多さ | 多め |
| 静かさ | 静か |
| 駐車場 | ３０台程度 |
| 料金 | 無料・予約不要 |
沢の池でコーヒータイムしてきました pic.twitter.com/rGikv22vMS
— 4season (@route0477) September 10, 2022
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