最近のキャンプ場って高くないですか?
キャンプは何かとお金がかかるので、私は無料で使えるキャンプ場をよく利用しています。
しかしながら無料キャンプ場は設備が悪いところも多く、万人向けでないところも多いです。
そこで、多くの無料キャンプ場を体験した筆者が、関西(近畿地方)のおすすめの無料キャンプ場を紹介します。
人の多さ、設備の綺麗さ、アクセスの良さなどを考慮しています。
無料キャンプ場を利用上の注意点については、下記記事を確認してください。
兵庫県のおすすめ無料キャンプ場4選
丸山県民サンビーチ(赤穂市)

瀬戸内海を目の前に望む予約不要キャンプ場です。
海辺では水遊びや釣りも楽しめます。
面積は広く、手前はグループ向けのフリーサイト、奥はソロキャンプや少人数向けの区画サイトになっています。
場所によってソロとグループが棲み分けできる、懐の深いキャンプ場です。
洗い場や洋式トイレも揃っており、清潔に管理されています。
最近駐車場が有料化されましたが、キャンプ場の利用は無料です。
豊岡市大師山自然公園キャンプ場(豊岡市)

兵庫県北部の予約不要のキャンプ場です。
フィールドは広く、フリーサイトかつオートキャンプ可能です。
洗い場やトイレは綺麗で、無料ながら使いやすいです。
上段の方は、車の乗り入れ不可能な小さな草地のサイトがあります。
人の少ないところでキャンプをされたい方は、上段に設営するのもおすすめ。
木谷山キャンプ場(西脇市)

水平な広場に設営できるキャンプ場です。
施設は綺麗で、トイレだけでなく洗い場や照明もあります。
フィールド内に川が流れており、付近でバーベキューする方もいらっしゃいます。
散策路があり、ハイキングを楽しむこともできます。
夜は星空がきれいに見える、人気のキャンプ場です。
古法華自然公園キャンプ場(加西市)

自然公園の一角にあるキャンプ場です。
古法華自然公園は広く自然豊かな場所で、散策しているだけでも楽しいです。
近年は残念ながら、キャンプ可能区画が縮小してしまいました。
トイレなど設備はそこそこですが、管理人がおり、自動販売機もあるためキャンプ初心者にも安心です。
その反面、なかなか予約の取れない人気のキャンプ場でもあります。
大阪府のおすすめ無料キャンプ場2選
鶴見緑地キャンプ場(大阪市)

大きな公園である、鶴見緑地の一角にある小さなキャンプ場です。
鶴見緑地内は様々な施設があり、管理人もいるためキャンプ初心者にも安心です。
周辺に飲食店も豊富なため、キャンプで料理をするのが苦手な方に便利です。
近くにスーパー銭湯もあり、帰りにお風呂に入れるものいいですね。
人が多く騒がしいですが、アクセスの良い都心部で無料キャンプができます。
人気があるため、予約は早めにしましょう。
鳥取池緑地・桜の園(阪南市)

キャンプが可能な自然公園です。
春には桜が咲き誇り、花見客が多く訪れます。
入り口に無人販売所があり、薪や薪割台、スウェーデントーチなどを販売しています。
キャンプ場への道中は、車1台がやっと通れるほどの荒れた道を通ります。
運転に自信の無い方は控えた方が良いかもしれません。
アクセスが悪い部分があるせいか、清掃されていた方は穴場キャンプ場だよとおっしゃっていました。
トイレは汲み取り式で設備は少し古めですが、しっかりと清掃されています。
京都府のおすすめ無料キャンプ場1選
新橋サンダル公園キャンプ場(福知山市)

河川敷にある公園で、予約不要でキャンプすることができます。
キャンプ場ではなく野営地といった感じで、トイレや洗い場などはありません。
火気厳禁で、焚き火もできません。
しかし、京都府で無料かつ予約不要でキャンプ場はほとんどないため、アクセス面を考えて紹介します。
こういった利用しづらい環境のためか、人はあまりおらず、貸し切り状態で利用できました。
滋賀県のおすすめ無料キャンプ場4選
こちらで紹介する湖岸緑地はキャンプ場ではありませんが、バーベキュー可能な公園では1日に限り宿泊キャンプをすることができます。
詳しくは下記記事を参考にしてみてください。
曽根沼(彦根市)

琵琶湖沿岸にある、湖岸緑地公園のひとつです。
曽根沼にはマイパークサポーターがおり、公園を綺麗に管理してくれています。
そのためトイレは綺麗で、湖岸緑地の中でも一二を争うほど設備が整ってます。
全面フリーサイトですが、設営場所によって景色が大きく変わり、雰囲気の変化を楽しむことができます。
サイトは広々とした芝生で遊具もあり、子供連れのファミリーキャンプにもおすすめです。
南三ツ谷公園(彦根市)

公園の中にある湖岸緑地です。
変わった遊具がたくさんあり、子供たちに人気です。
非常に人気のあるスポットで、繁忙期は駐車場は満車で、あらゆるところにテントが設営されています。
洋式トイレもあり、仮設トイレが多い湖岸緑地の中では設備が整っています。
公園の外れからは琵琶湖を眺めることもでき、開放感もあります。
志那(草津市)

非常に大きな面積を誇る湖岸緑地です。
ほぼ全面が草地のフリーサイトとなっており、各々が好きな場所でキャンプをしています。
空きスペースでは、ボール遊びやバドミントンを楽しんでいる方も多くいらっしゃいました。
湖岸緑地の中では、トイレもきれいなのでオススメです。
帰帆島(草津市)

長方形に長いフィールドが特徴的な湖岸緑地です。
どの場所からも琵琶湖を望める良いロケーションがあります。
中央近くのトイレは綺麗なので、可能であれば真ん中あたりに設営するのがお勧め。
草地の水平なサイトなので、テント・タープの設営もしやすいです。
釣りをされる方もいらっしゃいました。
関西おすすめの無料キャンプ場まとめ

無料ながら十分に楽しめるキャンプ場を紹介しました。
新橋サンダル公園以外は設備も整っており、多くの方にお勧めできます。
今回紹介した場所は、全て直火は禁止です。
無料キャンプ場の利用の際には、それぞれの場所のルールや注意点について理解しておきましょう。
マナーを守って、キャンプを楽しみましょう!
無料キャンプ場に持っていきたいもの
焚き火シート…灰によって地面を焦がさないように焚き火台の下に敷きます。キャンプ場保全のためにも、焚火をするなら必ず持っていきましょう。
アルミホイル…焚火やBBQ後の灰や炭を包んで持ち帰ります。灰はアルミホイルで包まないとゴミ袋が燃える危険があります。
鋳造ペグ…キャンプ場の地面は固い場合があり、テント付属のペグだと刺さらず設営できないことも。鋼鉄の鋳造ペグと専用のハンマーは、地面を問わず設営できる必須アイテムです。
耳栓…夜中にぐっすり眠るために重要です。いろいろ使いましたが、米軍でも使われているMOLDEXのものがコスパが良いです。消耗品なので10組セットなのはありがたいです。
浄水器…毎回水を買っていくのが面倒なキャンパー向け。水道水を浄水して飲むことができます。いざという時の防災用グッズとしても便利です。
ゴミ袋…無料キャンプ場では、ゴミは必ず持ち帰りましょう。ゴミ捨て場はほぼありません。
アウトドアワゴン…無料キャンプ場は駐車場からサイトまで距離があることが多いので、荷物を乗せるワゴンがあると便利です。コールマン製のものが耐久性があり人気があります。また、子供達が大喜びで乗っているのをよく見かけます。折り畳み可能で持ち運び簡単です。
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