ノースフェイスのイーチップグローブレビュー【激似のユニクロの手袋との比較も】

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秋冬を迎えると手が冷えるため、手袋が欲しくなりますよね。

そこで登山で使えて、普段着でも違和感のない細身のグローブを探していました。

そうこうして購入したのが、THE NORTH FACEのイーチップグローブです。

購入直後に、ユニクロから似たデザインのグローブが発売されたと言うことで、こちらも購入しました。

日常生活や山登りの場面において両方の手袋を使ってみたので、比較レビューを行います。

ノースフェイスのイーチップグローブ

2021年モデルのイーチップグローブSサイズ(NN62018)です。

THE NORTH FACEのグローブは用途に応じて複数の種類が存在します。

Etip Glove(イーチップグローブ)は、その中でも標準的な機能がある安価なモデルになります。

冬期のインナーグローブから春秋の保温グローブまで、用途は広く活用できます。

防風・防水性を持つソフトシェル素材を利用しており、サイクリングやバイクのグローブにもおすすめ。

NN62207は最新の2022年モデルになり、以前の商品と大きな変更はないようです。

ユニクロのヒートテックストレッチグローブ

2021年モデルのヒートテックストレッチグローブMサイズです。

2022年モデルは商品名がヒートテックライナーストレッチグローブとなってます。

店舗で試着したところ、デザイン・着用感に大きな違いは感じられませんでした。

また、UNIQLOの商品レビューを確認したところ、

・耐久性が上がった
・タッチパネルの操作性が上がった

以外は目立った変更点はないようです。

ファッション系インフルエンサーであるMBさんが、手が細く見える手袋だとイーチップグローブとともに紹介していた商品でもあります。

ユニクロ公式 | ヒートテックライナーストレッチグローブ
ユニクロのヒートテックライナーストレッチグローブのページです。「ヒートテック」で指先まで防寒。スマートフォンが操作しやすい工夫をプラスし、実用性をアップ。。

イーチップグローブとヒートテックストレッチグローブの比較レビュー

写真が並んでいる場合、左(上)がノースフェイス右(下)がユニクロの商品です。

ノースフェイスのSサイズとユニクロのMサイズを比較する理由は、

大きさがほぼ同じ(サイズの項目を参照してください。)
・ユニクロの最小サイズがMである

であるためです。

デザイン

手の甲側

見ての通りデザインはよく似ています。

手の甲にロゴと縫い目があるのがノースフェイス、ないのがユニクロです。

また手首部分のリブの長さが、ノースフェイスは短め、ユニクロは長めになっています。

手の平側

手の平側は、滑り止めが親指、人差し指、中指についているのがノースフェイス。

親指、人差し指、中指に加えて、薬指小指の付け根部分まで滑り止めがあるのがユニクロです。

ノースフェイスの方が滑り止めのグリップはしっかりしています。

厚み

厚みはほぼ同じです。

内側のひも

内側に紐のようなものが装着されています。

紐は、ノースフェイスはリング状になっており、ユニクロは伸びっぱなしになっています。

リング状の方が用途がありそうですね。

カラー

ノースフェイスの商品はカラーが豊富で、6色展開です。

カラーは、ココアブラウン、ニュートーププグリーン、ブラック、ベイパレスグレー、ミネラルゴールド、TNFレッド。

ユニクロは2色展開です。

カラーはグレー、ブラック。

バックル

どちらもバックルで手袋同士をくっつけられるようになっています。

これにより、片方だけなくすことを防ぐことができます。

サイズ

ノースフェイスのイーチップグローブは縦23.5㎝、横9.5㎝、斜め9.5㎝。

ユニクロのストレッチヒートテックグローブは縦23.5㎝、横9㎝、斜め9㎝。

ノースフェイスのSサイズの方が、ユニクロのMサイズのグローブよりサイズ上は大きいことになります。

フィット感(着用感)

デザインは似ている両者ですが、実際に手にはめたときのフィット感は結構違います。

写真では分かりづらいですが、ノースフェイスのグローブの方がフィット感が高く、生地の余りもありません。

対してユニクロのグローブは、手のひら側に布の余りがあり、指を曲げた時に生地が浮いてしまいました。

ノースフェイスのイーチップグローブは指を曲げても生地が浮かず、素手感覚に近いです。

フィット感が高い分、ノースフェイスの手袋の方がより繊細に指を動かしやすいです。

素材

素材はどちらもポリエステルとポリウレタンを使っています。

ノースフェイス
手の甲部分 ポリエステル93%ポリウレタン7%。
手の平部分 ポリエステル94%ポリウレタン6%。

ユニクロ
手の甲部分 ポリエステル51%ポリエステルの複合素材42%レーヨン7%。
手の平部分 ポリエステル91%ポリウレタン9%。

若干素材の比率は違いますが、使われているものは似通っています。

手で触ったときに肌触りの違いはなく、表面上はほぼ違いが分かりません。

グローブの裏側の素材

左:ノースフェイス 右:ユニクロ

内側にはどちらもフリース素材が使われています。

ノースフェイスは全面にフリースが使われていますが、ユニクロは手の平側のみフリース素材で手の甲側には使われていません。

重さ

ノースフェイスのグローブは45g

ユニクロのグローブは47gでした。

この差はほぼ誤差でしょう。

着用しても重さの違いは全くわかりません。

値段

値段は大きく違います。

ノースフェイスの商品が¥5,500

ユニクロの商品が¥1,990

3倍ほどの価格差があります。

耐久性

ユニクロのグローブのほつれ

何度か使ってみて、ノースフェイスの手袋は特に問題がありませんが、ユニクロの手袋には糸のほつれや指の部分の磨耗が見受けられました。

商品レビューを見ていても、ユニクロの2021年モデルは裁縫が悪く劣化しやすいと言うものが複数見られました。

防寒性

防寒性にほぼ違いは感じられないです。

どちらも薄手の素材でできているため、極寒の場所で完全な防寒性を期待するものではありません。

内側のフリース素材の部分が多い分、ノースフェイスのグローブの方が若干防寒性はあるように思います。

あくまでも商品カテゴリはインナーグローブのため、寒いと感じる場合はアウターグローブを上から着用しましょう。

日常使いには完全にオーバースペックですが、長時間の冬山登山をする際には着用を検討すべきでしょう。

防水性・防風性

どちらも素材は似ていますが、ノースフェイスのグローブの商品説明には防水性・防風性を備えたソフトシェル素材である、と説明書きあります。

ユニクロの商品説明には、防水性・防風性に関する記載はありません。

タッチパネル操作

ノースフェイスの手袋は複数回使用しても、スマートフォンのタッチパネル操作をすることができています。

ユニクロの手袋は複数回使うと磨耗してくるため、タッチパネルが反応しなくなりました。

ユニクロの手袋では、スマホの操作は難しいと考えておいた方がよいでしょう。

THE NORTH FACEとUNIQLOの手袋比較まとめ

UNIQLOとTHE NORTH FACEのグローブの比較レビューでした。

デザインが似ているだけあって、性能もよく似ていていると感じました。

似ているところは、

・手にフィットして指が細く見える
・防寒性はそれなり
・どちらもユニセックスモデル(男女兼用)である

という点。

違うところは、

・ノースフェイスの方がよりフィット感があり、より動かしやすい
・ユニクロの方が3分の1ほどの値段で購入できる
・ユニクロの方は耐久性
あまり高くない

という点です。

普段遣いに使う分には、見た目はほぼ変わらないため、ユニクロの商品で充分かと思います。

登山や自転車、バイクなど、指先の動作に正確さを求めたい場面では、アウトドアブランドであるノースフェイスのイーチップグローブがおすすめです。

どちらも非常に良い商品なので、手袋の購入を検討されている方はぜひ手に取ってみてください。

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