【京都】大文字山ハイキングコースを徹底解説【1時間で絶景・登山初心者向け】

登山・ハイキング
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大文字山(だいもんじやま)は手軽なハイキング(登山)コースとして、地元のハイカーから人気が高い山です。

毎年お盆の時期には、五山送り火の東山大文字火床となります。

火床からの展望は素晴らしく、京都の町並みが一望できます。

登山道は整備が行き届いていて、ウォーキングシューズでも登る事ができます。

※雨天時は地面が滑りやすくなるので登山靴を推奨します。

京都市の主要部からもバスで気軽に立ち寄れる、アクセス良好な山でもあります。

大文字山の登山ルート(地図)

銀閣寺前道バス停から大文字火床を経由して元のバス停に戻ってくるまでが登山ルートになります。

ハイキングコースの歩行時間は約3時間20分です。

高低差も大きくないため、登山初心者にもおすすめです。

大文字山のハイキングコース紹介

京都駅〜銀閣寺前バス停(40分)

今回の出発地はJR京都駅

JR線乗り場中央口改札から出て、バスターミナルに進みます。

※阪急の京都河原町駅からもバスが出ています。

バスターミナルは中央のA2乗り場からのバスに乗り、銀閣寺道バス停で下車します。

バスの本数は1時間に4本程度です。

銀閣寺道バス停に到着しました。

近くに銀閣寺前バス停もあるのですが、こちらはバスの本数が少ないです。

そのため、銀閣寺道バス停から歩くのがお勧めです。

銀閣寺道バス停〜火床(50分)

バス停から銀閣寺に向かって道を歩きます。

途中、哲学の道という石畳の道が始まります。

銀閣寺手前の商店街に入ります。

ほどなく銀閣寺の門の前につきました。

今回はこちらには行かず、に曲がります。

銀閣寺の脇道を道なりに歩きます。

行者の森と書かれた石があり、ここがハイキングコースの入り口になります。

登山道入り口には、石仏が供えられています。

砂利道のなだらかな坂を上って行きます。

平日にもかかわらず多くの登山客、ハイカーが道を歩いていました。

コースは沢沿いになっており、体感温度は涼しく感じられます。

舗装された道を歩いていくと、分かれ道になります。

大文字山火床には右手の橋を越えて山道に入ります。

木の階段を上り、ここから山道に突入です。

地面は整備されており、山道でありながら段差も少なく歩きやすいです。

少しずつ傾斜が急になってきます。

千人塚に到着しました。

石に赤い布が巻かれています。

千人塚を横目に、先に進みます。

ほどなく、石造りの階段が出現します。

階段伝いに歩いて行くと、大文字火床に到着しました。

この日は地元の大学生が大勢いました。

大文字の中心の火床です。

ここに大文字焼きの際、火を着けます。

火床からの景色は遮るものがなく、圧巻です。

京都市街が一望でき、手軽に来れてここまで展望の良い山と言うのを私は知りません。

方角は西側になります。

ここをハイキングのゴールとして下山るのもありです。

火床の近くには空海(弘法大師)の祠がありました。

大文字焼きは弘法大師によって始められたという説があり、そのために作られた祠のようです。

火床〜大文字山山頂(30分)

祠の横に、山頂に続く階段があります。

細い石造りの階段はまっすぐ伸びており、長いですが登っていきます。

ここからは火床から、大文字山山頂へ向かうための登山ルートに入ります。

ここまでの道と比べるとあまり整備されていません。

道なりに進むと、分かれ道がありますが、右側の道を進みます。

右手に大きな石が出現するのが正しいルートになります。

大文字山山頂に到着しました。

切り倒された丸太による簡易的なベンチがいくつもあります。

火床ほどではありませんが、山頂からの景色もなかなかのものです。

三等三角点も確認できました。

一休みしてから先に進みます。

大文字山山頂〜若王子神社(80分)

ここからは下り道になります。

地面は滑りやすくなっており、注意が必要です。

京都一周トレイルの標識は45から42までは同じルートです。

七福思案処、日向大神宮、蹴上方面に進みます。

京都一周トレイルの標識に従って進みます。

こちらの分かれ道はを選択します。

道は細くなっています。

植生が豊かになってきました。

京都一周トレイル42番の標識があります。

ここから先は京都1周トレイルのルートを外れるので注意しましょう。

次に目指すのは南禅寺方面です。

先程の標識に従い道を進みます。

ここではに進みます。

この辺りは坂が急で、足元の石がかなり滑りやすくなっています。

今まで以上に慎重に下ることをおすすめします。

道を下っていると、右手にきれいな池が見えました。

この池に名前は付いていないようですが、水面はエメラルドグリーンに輝いていました。

北海道の神の子池を彷彿とさせる姿に、しばし見入っていました。

元来た道を戻り進んでいくと、また分岐があります。

この道はに進みます。

森を抜けた先には墓地の敷地になります。

段を下っていくと、同志社の創設者である新島襄の墓があります。

新島襄の墓の近くには同志社墓地の入り口があります。

そこから墓地を抜けて、右に進みます。

若王子神社に向かうため、段差を下って行きます。

段差は山道と同化していきますが、歩きづらさはありません。

ほどなく、街に戻ってきました。

下り道の最後にあるのが若王子神社です。

若王子神社〜銀閣寺道バス停(40分)

若王子神社の近くに分岐があり、右に曲がります。

銀閣寺道バス停に向かって哲学の道を歩きます。

ここからは傾斜はなく、完全な平地のウォーキングコースです。

余裕があれば途中の大豊神社に寄り道してもいいでしょう。

道はまっすぐで、迷うことはありません。

哲学の道を進んでいくと、銀閣寺前の商店街の手前に合流します。

そこからはじめに来た道を戻っていくと、今回のゴールの銀閣寺道バス停に到着します。

JR京都駅や阪急京都河原町駅などに戻る場合は、道路を挟んで反対側のバス停から乗車しましょう。

大文字山ハイキングコースまとめ

京都市にある、大文字山ハイキングコースの紹介でした。

道は整備されており、道中も迷いにくいため登山初心者の方でも歩きやすいです。

ウォーキングシューズでも十分に山頂まで登り切ることができるでしょう。

体力的に辛い場合は火床で景色を見て下山するという選択肢もあるため、手軽にチャレンジできます

気軽に登れる京都の山をお探しの方にはおすすめです。

参考書籍

日帰り山あるき関西の本を、ルートの参考にしました。

天気

大文字山の天気 | てんきとくらす [天気と生活情報]
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地図

〒606-8442 京都府京都市左京区鹿ケ谷大黒谷町

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