高御位山(たかみくらやま)は有馬富士の別名を持つ、加古川市と高砂市の市境に位置する山です。
山頂部の三つ岩からは、播磨平野や瀬戸内海を一望できる絶景が楽しめます。
高御位山を中心とした稜線は播磨アルプスと称され、岩尾根が続きます。
標高300メートルと低い山ですが、稜線の上り下りや百間岩など、見所はたくさんあります。
登山初心者でも十分に登ることができるルートを紹介します。
高御位山の登山ルート
JR曽根駅から高御位山を経由して鹿嶋神社前バス停までが登山ルートになります。
登山コースの所要時間は約4時間30分です。
序盤の登山道に入ったあたりは道がわかりにくいため、よく確認されることをお勧めします。
帰りのバスの本数は少なく、16時10分が最終バスになります。
※コース紹介の最後にバスの時刻表あり
高御位山の登山コース紹介
鹿嶋神社に寄り道する
朝の時間まで少し時間があったので、鹿嶋神社に寄り道することにしました。
鹿嶋神社の入り口です。
一つの願いを必ずかなえてくれる一願成就の神様としても有名です。
神社の案内図です。
境内には、一願成就の石碑があります。
本殿は立派な作りです。
一通りお参りした後、バス停に戻ります。
行き道から気になっていた、名物の柏餅をいただきました。
鹿嶋神社の周辺では、昔から良質のもち米が取れ、かしわもちを作って奉納していたという歴史があります。
手作りの柏餅は1つ130円です。
あんこはあたたかく、餅も手作りならではの米の味がしました。
餅は柔らかく餡も甘さ控えめで、美味しかったです。
まとめ
高砂市にある、高御位山登山ルートの紹介でした。
標高はそこまで高くないですが、岩場が多く、なかなかスリリングな体験が楽しめるコースです。
岩盤は少し滑りやすく、雨の日などは滑落の危険もあるため避けた方が良いでしょう。
初心者でも十分登れる山ですが、登山靴を装備して登る様にしましょう。
しかし歩行時間は短いながらも見所はたくさんあり、登っていて楽しい山でした。
百間岩の岩場を見上げたときの衝撃は強く、登っていく楽しさはかなりのものでした。
歩いていて楽しい登山ルートをお探しの方は、ぜひ高御位山にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
参考書籍
日帰り山あるきの本を、ルートの参考にしました。
天気
地図
〒675-0334 兵庫県加古川市志方町成井
コメント