【京都・滋賀】比叡山・雲母坂登山ルートを徹底解説【延暦寺・根本中堂】

登山・ハイキング
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比叡山は最澄が787年に開山した霊山で、延暦寺は世界遺産で、根本中堂は国宝となっています。

延暦寺までの道は古道だけに、登山道は複数存在します。

今回は京都の修学院から延暦寺を目指し、表参道の本坂を下って滋賀の坂本に向かいます。

古道とは言え登山道になるので、足元はトレッキングシューズで行きましょう。

頂上付近の根本中堂等の拝観には拝観料が必要です。(拝観料を支払わなくても登山は可能です。)

比叡山の登山ルート(地図)

叡山電車修学院駅から出発し、比叡山山頂を経由しJR比叡山坂本駅までが登山ルートになります。

登山口からの登りは雲母坂(きららざか)と呼ばれています。

登山コースの歩行時間は約5時間です。

比叡山の登山コース紹介

叡山電鉄修学院駅〜地蔵の広場(65分)

叡山電鉄修学院駅がスタートです。

踏み切りを越えてまっすぐ進みます。

駅の近くにセブンイレブンがあるので、食料や水などをここで揃えるのもお勧めです。

つきあたりの歩道を左にすすみます。

白川通りをまっすぐ進みます。

音羽川にぶつかるので、音羽川沿いに右折します。

川沿いの道路を歩いて行きます。

大きな木を中心に道が2本にわかれますが、右手の川沿いを進みます。

雲母(きらら)橋を渡ってすぐ左折します。

ここから雲母坂の入り口になります。

雲母坂を進むと、登山口に到着します。

ここからの登山道は雲母坂コースと呼ばれています。

道沿いの橋を越えます。

道脇に比叡山登山口の看板が現れるので、看板の通り左に入り山道に突入します。

道は荒れ気味で、しっかりトレッキングシューズを履いていく必要があります。

登山口の始まりはあまり整備されておらず、足元は崩れやすいところもあります。

道中には道が分かりづらいところは、張り紙がしてあります。

張り紙の通り、左側の尾根道を進んで登って行きます。

また道が二つに分かれていました。

今回はどちらに進んでも良いのですが、右側のキララ坂城跡に進みます。

写真の右手側です。

こちらがキララ坂城跡です。

ここは修学院山の山頂でもあります。

先程の2つに分かれた道に合流します。

ここからまた少し道が悪くなりますが、段差は丸太で補強されています。

開けた場所に出ます。

京都一周トレイルの看板があります。

目指す先はケーブル比叡駅、比叡山方面です。

比叡山方面に住んでいくと、地蔵の広場に出ます。

ここは休憩スポットなっており、休憩用のベンチがあります。

ベンチが複数あるため、お気に入りの場所で足を休めることができます。

地蔵の広場〜ケーブル比叡駅(45分)

登頂を再開します。

この辺は道も狭くなっており、こけないように注意が必要です。

まもなく景色の良い休憩場所に出ます。

景色はなかなかのものです。

砂利道を上って行きます。

林道になっていきます。

途中複雑な分岐があるところがありますが、この京都一周トレイルの看板に従って、ケーブル比叡駅を目指します。

駅へ向かう道は手すりがないため、滑落しないように注意しましょう。

ほどなくケーブル比叡駅に到着しました。

HIEIZANと書いてあるモニュメントが写真撮影スポットになっています。

ケーブルの奥へ行くと、叡山ロープウェーの駅に到着します。

ロープウェーから山頂に行くことができますが、今回は山頂まで歩いて登ります。

またここにはかわらけ投げと言われる、焼き物を浮かんだ輪っかに通す遊びが楽しめます。

ケーブル比叡駅〜比叡山山頂(70分)

比叡駅周辺案内の看板に従って、ハイキングコース延暦寺への道方面へ進みます。

ハイキングコース手前には仮設トイレがあるので、目印になります。

仮設トイレの裏側に京都1周トレイルの案内板がありました。

根本中堂、釈迦堂方面に進みます。

傾斜は今までと比べると緩めで歩きやすいです。

ちょうど紅葉の時期でしたが、この辺は紅葉も美しく見ごたえがあります。

開けた場所に出ますが、ここはまっすぐ奥の道を進みます。

角に来たらスキー場跡の脇の坂を上って行きます。

道なりに進むと広場に到着します。

広場からは展望が見事です。

ここから比叡山山頂に向かいます。

看板に従って比叡山頂駐車場方面へ向かいます。

道は丸太で舗装されており、歩きやすいです。

道を登りきった後は左折し、山頂駐車場に向かいます。

こちらが比叡山頂バス停、駐車場になります。

駐車場は広く、ソフトクリームなどを売っている売店や、ガーデンミュージアム比叡と言われる庭園施設があります。

駐車場の奥のほうに行くと、柵で閉まっている道があります。

ここを通り抜けて、山頂へ向かいます。

上っていくと右後ろに山道があり、こちらが山頂方面になります。

比叡山の山頂に到着しました。

三角点もあります。

比叡山は大比叡とも呼ばれています。

標高は848メートルです。

山頂からの展望はありませんが、駐車場からは景色が非常に美しいです。

比叡山山頂〜根元中堂(45分)

先程の広場まで戻ります。

元来た道を戻り、次は根本中堂に向かいます。

広場に戻ってきました。

今度はここからの分岐を延暦寺東塔(根本中堂)方面へ向かいます。

この辺りも紅葉が美しいところです。

途中に鎮魂碑がありました。

道なりにまっすぐ進みます。

延暦寺の入口受付に来ました。

お堂には右折方向ですが、こちらに行くには拝観料を支払う必要があります

拝観料を払わずに、左の道を抜けて坂本方面へ通り抜けることも可能です。

天台宗総本山 比叡山延暦寺 [Hieizan Enryakuji]
京都市と滋賀県大津市にまたがる天台宗総本山。「日本仏教の母」としての歴史と現在を紹介。

頂上にあるお堂です。

道を下っていくとの国宝の根本中堂に到着します。

根本中堂AR・VR
比叡山延暦寺 VRウオークスルー バーチャル空間に大改修中の国宝根本中堂が出現 【実施期間】令和3年4月29日(木・祝)〜令和8年3月末(予定) ⼀般公開されていない文化財修復現場や不滅の法灯が安置されている内陣などをバ

根元中堂〜JR比叡山坂本駅(75分)

道なりに行くと、休憩所が立ち並ぶ場所に入れます。

こちらの坂本・法然堂方面の坂を下ります。

坂本行きの看板に従って進みます。

道は砂利道です。

しばらくすると道はなだらかになっており、比較的歩きやすいです。

座れる丸太もあります。

徐々に滋賀方面の展望が開けてきます。

途中二股に分かれる道がありますが、右左どちらから行っても下にたどり着きます。

右側の方が比較的歩きやすいです。

砂利道を下っていくと、舗装された道路につながります。

道路沿いに歩いて行くと駐車場があります。

駐車場脇の車止めの先に進みます。

小さなお堂とお地蔵様があります。

その先は日吉大社の入り口になっています。

道路沿いを歩いて行きます。

道路沿いの脇道は水平で歩きやすいです。

京阪電車坂本比叡山口駅に到着します。

JRに向かう場合はさらに道を下って行きます。

ほどなくJR比叡山坂本駅に到着します。

ここがハイキングコースのゴールです。

比叡山登山コースまとめ

比叡山の雲母坂登山ルートの紹介でした。

登山コースは5時間ほどの行程のため中級者向きの難易度です。

しかし、途中ケーブルカーやロープウェーでショートカットすることもでき、延暦寺周辺は観光名所でもあります。

初心者の方はケーブルカー比叡山頂駅から延暦寺まで歩いてみるなど、歩行ルートを調整しても良いかもしれません。

参考書籍

日帰り山あるき関西の本を、ルートの参考にしました。

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地図

〒520-0116 滋賀県大津市坂本本町4220

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