人気アウトドアブランドのmont-bell(モンベル)とTHE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)。
登山やキャンプで使えるフリースが欲しかったので2社の商品を購入し、2年ほどが経過しました。
私が購入したのはノースフェイスのマウンテンバーサマイクロジャケットとモンベルのクリマプラス100ジャケットです。
この2種類のフリースをはじめとした定番商品について、用途やサイズ感について比較レビューをしていきます。
ノースフェイスとモンベルの定番フリースとは
アウトドアフリースは、モンベルもノースフェイスも複数の商品が販売されています。
そのためどれを買ったらいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか?
そんな方には、代表的な各社の定番のフリースを選択するのがおすすめです。
モンベルの代表的なフリースは、シャミースジャケット、クリマプラス100ジャケット、クリマプラス200ジャケットです。
シャミース更新✨
— KABUMAMA (@Kabunomama) October 27, 2021
左はお疲れ様でくつろぎ着に
右が新品これから活躍してくれます♪ pic.twitter.com/glkXPQABIr
釣り備忘録
— チャシバクINN / 田中陽介 (@chashibaku_inn) September 26, 2022
そろそろ厳冬の釣り。庶民の味方mont-bellでフリース(クリマプラス100ジャケット)も新調。
手首寒いの地味にキツく、スノーボードウェアからのハックで、ユニクロフリース袖のとこ穴あけて同じ事してたんやけど、10年オーバーいい加減おつかれさんなんで。
サムホールいうらしいで👍 pic.twitter.com/hv2pwM1q2Y
My new gear.
— ARIA@ただの限界旅行オタク (@ARIACOMPANY113) November 26, 2020
mont-bellのフリース(クリマプラス200)
これを追加して防寒力アップ&
以前買ったサーマラップパーカーは最終手段としてコンパクトに畳んで忍ばせておこう。 pic.twitter.com/NFKKWxf6KA
ノースフェイスの代表的なフリースは、マウンテンバーサマイクロジャケット、デナリジャケットです。
最近はノースフェイスばっかりだな🤔笑#ノースフェイス#アウトドアファッション#マウンテンバーサマイクロジャケット#キャンプ初心者https://t.co/OnU5aOqBTa pic.twitter.com/SWTwxzsJkR
— takao (@takaolog) December 10, 2022
/
— BEAUTY&YOUTH|ビューティ&ユース (@BEAUTYandYOUTH) December 16, 2022
インスタで大人気!#THENORTHFACE のデナリジャケット
\#BEAUTYANDYOUTH 別注カラーのブルーグレー、パープルは今季おすすめ✨
襟、ポケットのパーツにブラックを用いることでアクセントになっています。
皆さんは、何色が気になりますか?#ビューティアンドユース pic.twitter.com/IYBdcWR3zx
今シーズンも活躍してもらってるノースフェイスのデナリジャケットとマウンテンバーサマイクロジャケット。ポーラテックだからあと10年は現役で活躍してくれそうかな? pic.twitter.com/qSQVBktB9U
— ET (@ET67855498) December 11, 2022
どれもマイナーチェンジを経ながらも毎年販売されている人気商品であり、SNS・口コミ評価も安定しているものです。
次の項目で、各商品の比較をしていきます。
ノースフェイスとモンベルのフリースを比較
THE NORTH FACEとmontbellのフリースの各種項目を比較してみました。
モンベルのフリースの比較
商品名 | シャミースジャケット | クリマプラス100ジャケット | クリマプラス200ジャケット |
価格 | 5,830円 | 6,160円 | 8,250円 |
生地の厚さ | 薄 | 中 | 厚 |
重量 | 245g | 333g | 437g |
サイズ感 | ゆとりがある | タイトめ | 普通 |
特徴 | 肌触りが良い | 運動性と快適性を併せ持つ | 高い保温性 |
シャミースが最も薄く軽量で安価、クリマプラス200が最も厚く重量があり高価な商品となっています。
後述するノースフェイスに比べて値段が安価であり、3種類のフリースのデザインはよく似ています。
カタログ上のサイズ表記は3種類とも同じですが、着用時のサイズ感は若干違いがあります。
ノースフェイスのフリースの比較
商品名 | マウンテンバーサマイクロジャケット | デナリジャケット |
価格 | 11,880円 | 19,800円 |
生地の厚さ | 薄 | 厚 |
重量 | 255g | 585g |
サイズ感 | タイト | ゆとりがある |
ノースフェイスは過去にデナリジャケットより厚手のフリースも発売されていましたが、現在はこの2種類が定番モデルです。
軽くて薄手のマウンテンバーサマイクロジャケットと重量があり厚手のデナリジャケット。
マウンテンバーサマイクロとデナリのデザインは同じではないですが、よく似ています。
値段はモンベルの2倍程度です。
用途もわかりやすく、インナー向けでタイトなマウンテンバーサマイクロとアウター向けでゆったりシルエットのデナリと分かれています。
ノースフェイスとモンベルの薄手フリースの比較
商品名 | マウンテンバーサマイクロジャケット | シャミースジャケット |
ブランド名 | THE NORTH FACE | mont-bell |
価格 | 11,880円 | 5,830円 |
生地の厚さ | 薄 | 薄 |
重量 | 255g | 245g |
サイズ感 | タイト | ゆとりがある |
薄手のフリースは、マウンテンバーサマイクロジャケットとシャミースジャケットが該当します。
デザインと値段が一番の違いですが細かいところでは、サイズ感も異なります。
ノースフェイスのマウンテンバーサマイクロジャケットはタイトでモンベルのシャミースジャケットはゆとりのあるシルエットです。
シャミースのMサイズがジャストの方は、マウンテンバーサマイクロはLサイズとワンサイズあげるとちょうどいい場合があります。
どちらかというと、シャミースの方がアウター向き、マウンテンバーサマイクロの方がインナー向きのサイズ感です。
ノースフェイスとモンベルの厚手フリースの比較
商品名 | デナリジャケット | クリマプラス200ジャケット |
ブランド名 | THE NORTH FACE | mont-bell |
価格 | 19,800円 | 8,250円 |
生地の厚さ | 厚 | 厚 |
重量 | 585g | 437g |
サイズ感 | ゆとりがある | 普通 |
厚手のフリースは、デナリジャケットとクリマプラス200ジャケットが該当します。
デザインと値段以外には、サイズ感と重さが異なります。
デナリはクリマプラス200に比べ、重く大きめのシルエットとなっています。
デナリジャケットはアウター向けのサイズ感といえます。
ノースフェイスとモンベルのサイズ寸法の比表(Mサイズ)
商品名 | マウンテン バーサマイクロジャケット | シャミースジャケット クリマプラス100ジャケット クリマプラス200ジャケット | デナリジャケット |
ブランド名 | THE NORTH FACE | mont-bell | THE NORTH FACE |
着丈 | 66 | 69 | 67 |
身幅 | 52 | 52.75 | 57 |
裄丈 | 84 | 82 | 85 |
裾幅 | 46 | 48 | 52 |
ノースフェイスとモンベルのフリースのサイズ比較をまとめると上記の表の通りです
モンベルのフリース3種は着心地は違いますが、カタログサイズ上は同じ表記でした。
デナリジャケットは、サイズ感が一回り大きめです。
同じサイズで比較すると、ノースフェイスの方がモンベルより着丈が短めです。

私はノースフェイスのクライムライトジャケット(Mサイズ・着丈71)を登山用のアウターとして着用しています。
この時、クリマプラス100ジャケット(着丈69)を着用すると着丈がはみ出ますが、マウンテンバーサマイクロジャケット(着丈66)を着用すると着丈がはみ出ません。
着丈がはみ出ると雨天時に濡れてしまうので、フリースがアウターからはみ出さないサイズを選ぶのがおすすめです。
カラーの比較

どちらもネイビーの商品を所有していますので、色を比較してみましょう。
マウンテンバーサマイクロジャケットはアーバンネイビー、クリマプラス100ジャケットはダークネイビー表記となっています。
マウンテンバーサマイクロは青に近い紺色、クリマプラス100は紫に近い紺色です。

ノースフェイスのネイビーは若く活動的な印象、モンベルのネイビーは落ち着いた印象を受けました。
どちらもいい色ですが、個人的にはノースフェイスの発色が好みです。
マウンテンバーサマイクロジャケットとクリマプラス100ジャケットの着用感
マウンテンバーサマイクロとクリマプラス100の比較
商品名 | マウンテンバーサマイクロジャケット | クリマプラス100ジャケット |
ブランド名 | THE NORTH FACE | mont-bell |
価格 | 11,880円 | 6,160円 |
生地の厚さ | 薄 | 中 |
重量 | 241g | 333g |
サイズ感 | タイト | タイトめ |
私が実際に所有しているフリースは、上記マウンテンバーサマイクロジャケットとクリマプラス100ジャケットの2種類です。
2021年に購入し、登山やキャンプ等の場面で着用してきました。
マウンテンバーサマイクロジャケット(薄手のフリース)

薄手のマウンテンバーサマイクロジャケットは、軽量でコンパクトに折りたためます。
また比較的通気性が良いため、運動時や登山時のアウターや中間着として着用しています。
サイズ感はかなりタイトで、体に張り付く感じがしますが、よく伸びるため体の動かしづらさは感じません。
通気性が良いので、登山時にも体が暑くなりすぎず、発汗を最小限に留めてくれます。
個人的に低山登山で厚手のフリースを着用していると、暑くなりすぎて発汗し過ぎてしまい、後に汗冷えを起こして低体温症になる危険性があります。
また、厚手のフリースはかさばり、登山リュックに収納するとしても場所を取ってしまいます。

薄手のマウンテンバーサマイクロジャケットだけでは肌寒く感じた時は、ウルトラライトダウンジャケットと重ね着することで、暖かさを調整できます。
2枚を中間着としてアウターを着用しても身幅に余裕はあり、細かく温度調整しやすいところがメリットでした。
そのため登山用のフリースとしては、マウンテンバーサマイクロジャケットなどの薄手のフリースがお勧めです。
また肩部分はポリエステル素材の切り替えがあるため、そのままリュックを背負ってもフリースの毛がすり減らないようになっています。
かなり細めのサイズ感のため、アウターとして着用する際はワンサイズ上を選んだ方が良いでしょう。
クリマプラス100ジャケット(中厚手のフリース)

中程度の厚さのクリマプラス100ジャケットは、キャンプ時や部屋着として重宝します。
マウンテンバーサマイクロジャケットと比べて厚手であるので、1枚で着用してもかなり暖かいです。
保温性が高く、体の熱を外に逃さずきっちり包み込んでくれます。
他のノーブランドの厚手のフリースと着比べると、暖かさは一目瞭然です。
保温性の高さゆえに、運動時には熱を逃しづらく熱くなりすぎてしまう部分も感じられました。
激しい運動をしない日常の普段着やキャンプシーンなどがおいては、保温性の高さが非常に役に立ちます。
登山に利用する際は、かなり低温になり発汗しにくい雪山登山時期の利用が最適です。
細めですがマウンテンバーサマイクロジャケットほどタイトではないため、リラックスして着用可能ながら、あまり着膨れしたように見えないのもメリットです。
着丈が長めで腰回りもカバーしてくれる分、上半身全体をより暖めてくれます。
袖にはサムホールがあり、手の甲を温めるデザインになっています。
平常時から発汗をしすぎない程度の運動時においては、クリマプラス100ジャケットは使いやすくおすすめです。
マウンテンバーサマイクロジャケットとクリマプラス100ジャケットの比較まとめ

THE NORTH FACEとmont-bellの代表的なフリースの比較を行いました。
ノースフェイスのマウンテンバーサマイクロジャケットは、登山などのアクティブに動く場面で使いやすいです。
細かく体温調整をしたいなら、ウルトラライトダウンを組み合わせるとGOOD。
モンベルのクリマプラス100ジャケットは、普段着やキャンプシーンなどの動きの少ない場面でおすすめです。
暖かくて着心地の良い服を選びたいならば、中厚手のフリースを着用してみてはいかがでしょうか。
今回紹介したフリースは、どれも定番でおすすめできる商品ばかりです。
気になったものがあれば、ぜひ手に取ってみてください。
コメント