【兵庫】百間岩の岩壁と絶景の稜線!高御位山登山ルートを徹底解説【初心者もOK】

登山・ハイキング
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高御位山(たかみくらやま)は有馬富士の別名を持つ、加古川市と高砂市の市境に位置する山です。

山頂部の三つ岩からは、播磨平野や瀬戸内海を一望できる絶景が楽しめます。

高御位山を中心とした稜線は播磨アルプスと称され、岩尾根が続きます。

標高300メートルと低い山ですが、稜線の上り下りや百間岩など、見所はたくさんあります。

登山初心者でも十分に登ることができるルートを紹介します。

高御位山の登山ルート

JR曽根駅から高御位山を経由して鹿嶋神社前バス停までが登山ルートになります。

登山コースの所要時間は約4時間30分です。

序盤の登山道に入ったあたりは道がわかりにくいため、よく確認されることをお勧めします。

帰りのバスの本数は少なく、16時10分が最終バスになります。

※コース紹介の最後にバスの時刻表あり

高御位山の登山コース紹介

曽根駅〜百間岩〜別所奥山(90分)

スタート地点はJR曽根駅です。

駅周辺に買い物できる場所は少ないですが、駅を降りてすぐにデイリーヤマザキがあります。

ここで食料を調達するのも良いでしょう。

駅を降りて右手の道路を進みます。

道路沿いに進むと開いてにピンク色の自動販売機があります。

その先の交差点を左に進みます。

その後間崎交差点を左に進み、歩道橋を登ります。

歩道橋を進みへ上を上って降り、こちらの右手の住宅地に入ります。

住宅地に入ってすぐの右手の、民家の隣に登山口があります。

草がボーボーで道も見づらいですが、ここが高御位山の登山道入り口になります。

ここからまっすぐ登っていくと、真上のほうに岩盤が見えます。

道は急ですが、岩盤に向かって進みます。

一帯は山になっており、左の方を見ると道が続いています。

しかしこの先に行っても高御位山にたどり着くことができません。

登山道の入り口からまっすぐ、急坂を上るようにしましょう。

私はここで左に行ってしまい、20分ほど蜘蛛やヤブ蚊と格闘しながら戻ってきました。

非常に大変で体力を消費したので、ここは気をつけて岩場の方へ進むようにしてください。

岩盤を上りきった先は山道となっており、さらに上へ登ります。

道なりに行くと、高御位山への標識が見つかります。

標識に沿って進むと、経塚山古墳につきます。

古墳を迂回してさらに先に進みます。

山の中を進んで行きます。

また岩壁があらわれるので登ります。

白いペンキで道が示されており、矢印に沿って進むと安全に登れます。

足元に気をつけて頑張りましょう。

登りきるとまた細い山道になり、標識に沿って進んで行きます。

少し上るとまた平らなところに着きます。

見づらいですが、ここからの展望も良いです。

先に進むと、このコースの定番となった岩盤を登ります。

その先は分岐になり、右に行くと鹿嶋神社、左に行くと高御位山に進みます。

この分岐を左に進みます。

かつて休憩所があったであろう場所を横目に進みます。

すると急に視界が開けてきて、青い柵が目立つ展望台に到着します。

展望台からは曽根の街を見渡せます。

結構高くまで登ってきたんだなと言うことがわかります。

しかし、ここからさらに上りがあるので。少し休憩するのも良いでしょう。

さて山頂の方を見ると、むき出しになった岩場が目に入ります。

近くまで行くと圧巻で、穴の開いた岩に足をかけてひたすら上っていく百間岩にたどり着きます。

ここからは急勾配で、くぼみを見つけて斜面を上って行きます。

ロッククライミングのように見えますが、流石にそこまでの傾斜はありません。

手を離したら落ちると言う事はありませんので、安心して登ります。

登りきってから眼下を見ると、先ほど展望台から見えた景色がさらに小さく見えます。

ここから尾根を進んでいきます。

特に表記はありませんが、ここが別所奥山です。

奥に見える2つの山が、鷹ノ巣山、鷹ノ巣山東峰と言うところになります。

この先は尾根伝いに進むため、見ての通り山を登ったり降ったりと昇降を繰り返しします。

別所奥山〜鷹ノ巣山〜高御位山山頂(70分)

ここら辺は周りを遮るものがないため、日差しが直撃します。

また風も強めで、帽子など飛ばされないように注意しましょう。

右手を見ると、かなり高くまで登ってきたことがわかります。

道なりに進むと標識があり、高御位山方向に進みます。

※右折すると、馬の背という尾根を歩いて鹿嶋神社に向かうルートもあります。

草が生い茂った道を抜けます。

鷹ノ巣山東峰につきました。

特に表記がないため分かりづらいですが、少し浮き出た岩が目印になるでしょう。

ここからは一旦降っていきます。

下っていくと、桶居山と書かれた標識があります。

この先は分岐になっており、桶居山は今回のルートから外れるのでそちら側には行きません。

標識のないこちらの道を進み、長尾山方面へ進みます。

道は安定しており景色は良く、山歩きを楽しめる道です。

また岩場の山道があります。

この辺は登って降ってを繰り返すなかなかハードな道です。

標識通り進みます。

ここが山頂までの最後の上りです。

本日何度目かわからない岩盤を傾斜を進みます。

写真だと反り立って見えますが、普通に登れます。

小さな祠が見えました。

山頂はすぐそこです。

この先が、ついに高御位山の頂上地点に着きます。

公衆トイレがあります。

私は水が尽きてきたため、ここで浄水して水を補給しました。

その先には高御位神社の社が見えてきます。

高御位神社はパワースポットと言われており、縄文時代から信仰の聖地でありました。

また、パワースポットの聖地、伊勢神宮と出雲大社のちょうど真ん中にあります。

神社はとても小さいものです。お賽銭箱もあります。

高御位山は標高304メートルとなっています。

神社から岩場の方へ進みます。

三つ岩からの景色は最高に良いですが、柵がないため落ちないように細心の注意を払います。

三つ岩からの景色です。

播磨平野と瀬戸内海を一望できます。

眺めの良さに吸い込まれそうになります。

高御位山山頂〜鹿嶋神社バス停(110分)

頂上の絶景を堪能したら、道を下って行きます。

今回のコースでは、北山方面に向かいます。

ハイキングコースの案内図がありました。

また分かれ道があり、ここも北山・辻・JR方向に進みます。

縦走路の看板があり、同じように赤い矢印の方向へ進んでいきます。

岩盤の下り坂はなかなかに急で、足首を痛めやすいです。

登山靴と登山用ソックスを履いて、足をくじかないように気をつけた方が良いでしょう。

二股に分かれた場所は、左に進みます。

草が高くなった道を進むと北山方面への標識が出ました。

道中は上りもありながら、徐々に下っていきます。

茶色の鉄塔が見えました。

鉄塔の下も分岐になっており、こちらの標識に従って右側に降ります。

下りは急なので、滑りそうだと思ったらこの鎖を使ってゆっくり降るようにしましょう。

だいぶ下まで降りてきました。

下まで降ると阿弥陀新池を反時計回りに進みます。

ここからは平地なので、気軽に歩けます。

道路沿いに鹿嶋神社バス停へ向かって歩きます。

まっすぐ道のりに歩いて行くと竿池にたどり着きます。

石の鳥居が見えますので、そこを目指します。

今回のハイキングコースの終点、鹿嶋神社バス停に到着しました。

バスの本数は非常に少なく、2−3時間に1本程度。

最終バスは、16時10分となっています。

バスに乗れなかった場合、1時間半ほど歩くと曽根駅に戻ることができます。

鹿嶋神社に寄り道する

朝の時間まで少し時間があったので、鹿嶋神社に寄り道することにしました。

鹿嶋神社の入り口です。

一つの願いを必ずかなえてくれる一願成就の神様としても有名です。

鹿嶋神社- 一願成就|兵庫県高砂市
一願成就や合格祈願で知られる、兵庫県高砂市の鹿嶋神社(かしまじんじゃ)のホームページです。

神社の案内図です。

境内には、一願成就の石碑があります。

本殿は立派な作りです。

一通りお参りした後、バス停に戻ります。

行き道から気になっていた、名物の柏餅をいただきました。

鹿嶋神社の周辺では、昔から良質のもち米が取れ、かしわもちを作って奉納していたという歴史があります。

手作りの柏餅は1つ130円です。

あんこはあたたかく、餅も手作りならではの米の味がしました。

餅は柔らかく餡も甘さ控えめで、美味しかったです。

まとめ

高砂市にある、高御位山登山ルートの紹介でした。

標高はそこまで高くないですが、岩場が多く、なかなかスリリングな体験が楽しめるコースです。

岩盤は少し滑りやすく、雨の日などは滑落の危険もあるため避けた方が良いでしょう。

初心者でも十分登れる山ですが、登山靴を装備して登る様にしましょう。

しかし歩行時間は短いながらも見所はたくさんあり、登っていて楽しい山でした。

百間岩の岩場を見上げたときの衝撃は強く、登っていく楽しさはかなりのものでした。

歩いていて楽しい登山ルートをお探しの方は、ぜひ高御位山にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

参考書籍

日帰り山あるきの本を、ルートの参考にしました。

天気

高御位山の天気 | てんきとくらす [天気と生活情報]
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地図

〒675-0334 兵庫県加古川市志方町成井

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